手を出さなくて正解!2015年09月16日 23時59分59秒

刃にもチョット手を加えます。

今日朝一、昨日に関東方面へ出張していた上司から「これの工数見積やって!」と図面を渡され出張報告&打合せ開始!要求仕様書や設計標準を元にした3D設計なんですが、納品物が「Pro/E」の生データ・・・15年程前、チョロっと触って「ツールとして使いにくい!」と判断して以来、全く触った事の無いCAD・・・「使った事が無いんで見積れません!」と回答したら「Pro/Eで設計した場合の見積はY君に頼むから〇〇さん(「鋭柔工房」の本名)はCATIA V5で設計した場合の見積をして下さい。」との事・・・判りました!って事で工数見積しましたが、どぉ~頑張って(引き伸ばして)も2日弱でやれそう・・・その旨、上司へ報告し、午後から量産対応で客先へ行って、自社に戻ってゴチョゴチョやって、自席へ戻ったら、客先常駐してるY君がPro/Eでモデリングやってる・・・しばし静観してたんですが、全く形状作成出来そうに無いので「ココとココのSRは意匠面として支給されるから強度を持たす為の内部構造を設計&モデリングした場合、どれ位で出来るか教えて!」と指示したんですが、Pro/Eではブール演算が出来ないので、ウンタラカンタラ・・・じゃぁ、って事でPro/Eの機能をヒヤリングしてみると、メチャメチャ厄介そう・・・よほどのPro/E使いじゃないと、CATIA V5の2~3倍の工数が掛かりそう・・・やっぱ手を出さなくて正解だったと再認識しました。さて、写真は、貝割ナイフです。握り部分を延長する事にしました。刃の部分に水糸を巻いてアロンでホツレ防止・・・この後、2液エポキシボンドで段差処理&肉盛りを行う予定です。